Skip to content

20100521 西条探訪記

20100521 西条探訪記 published on 20100521 西条探訪記 へのコメントはまだありません

ども。

西条第一弾一端終了しました。

この間の写真をいくつか。

田野小学校で頂いた給食。

今日の献立

小学校に戻った気分でおいしく頂きました。

肉じゃがおいしかったなぁ。

あ、お茶は大人用に先生が入れてくれました。

残念ながら生徒たちと一緒にではなく、僕たちだけで校長室で頂きました。

専用で作ってるのか?

お食事中の方には申し訳ありません。

トイレ画像です。

アサヒビール園に行ったら、こんなものが設置されてました。

すごいですね。さすがビール園。

ちなみに行った人全員ここの写真取ってました。

何してるんだか。。。

うちぬき 観音水

観音水の池?みたいなところの写真。

水の透明度がきれい。

そこまで見えるから浅いのかな。と思ったけど。

かなり深いです。

ほんと水きれい。

ここの近所に水を汲めるところがあるので、ポリタンクやらペットボトルやらで水を汲みに来てる人に出会えます。

水おいしい!!

勇者、言い訳をする。

terraceのメンバーは基本的に小学生なみの行動が多いので、こういう河川敷でテンションが上がります。

ちなみにこれは禎瑞の加茂川の河川敷。

どこまで降りられるか。

攻めていった結果、足を滑らせて、危うく転びそうになりながら川べりまで行った唯くんが、油断して転びそうになったことを言い訳しています。

ちなみに階段部分の黒い部分が滑った証です。

こんな写真を撮っていますが、僕も降りようかと思ったけど。

この後、ワークショップなのでやめておきました。

間違えた。。。

えー。僕、伊藤馨といいます。

同じ伊藤性なので、少し切ないです。

嘉茂神社の寄付金の柱で見つけてしまいました。

掘った時は「藤」で間違いないと思ったのでしょう。

あわわ、「東」じゃん。

ってことで、埋めて掘り直したみたいです。

嘉茂神社は打ちぬきの水やらで有名なのに、こんな写真しか撮ってない。

他にも「三の鎖」っていう、石鎚山を登るときに出会えるらしい鎖の江戸時代に作られたものが奉納されていたりもするうですけどね。

スルーしてますね。。。

残念な感じだ。

こんな感じで西条市内を観光。。。

じゃなかった実地調査して、ワークショップの題材探しとかしています。

ま、禎瑞エリアの学校には行かないんですけどね。

20100517 西条市立田野小学校

20100517 西条市立田野小学校 published on 20100517 西条市立田野小学校 へのコメントはまだありません

昨日は田野小学校で全学年向けの導入ワークショップを行ってきました。

写真はフローズンピクチャで冷蔵庫を作っていた講師陣。残念ながポーズを崩したところで写真になってしまったので残念。

しかし、唯のおにぎりみたいなのはなんなのだろう。たまたまだけど、おにぎり山みたいだ。

左から相馬杜宇(劇団劇作家)、澤唯(terrace)、長谷基弘(terrace)、わたなべなおこ(あなざーわーくす)、伊藤馨(terrace)。

写真は後半使った川柳写真。

簡単なゲームを積み重ねて、そのあとに川柳を使った創作を生徒たちとしてきました。

一年生もいるので、川柳とか大丈夫かな。と思ったけど、ちゃんと5,6年生が下級生の面倒を一生懸命みてくれて、おかげで大盛り上がりのワークショップでした。

ありがとね。田野小のみんな。

20100514 愛媛県西条市立小松中学校2

20100514 愛媛県西条市立小松中学校2 published on 20100514 愛媛県西条市立小松中学校2 へのコメントはまだありません

ども、terraceのMD(マネージメントディレクター)の伊藤馨です。

さて、愛媛県西条市一つ目の学校が終わりました。
卓二と相馬くん。ありがとう。

一応、休憩中のオフショット。

左から、伊藤馨(僕)、中村卓二(福岡のギンギラの俳優さん)、相馬杜宇(東京の劇作家)、北村耕治(terrace&猫の会)

ぽい、写真。基本やらせです。その前まで、後半についての打ち合わせを真面目にやってたのだけど、

カメラを向けられて、写真を撮られたので「談笑してる風の絵」を作ってみました。

実際はストップモーションでなんもしてません。

なんていう馬鹿なことをしていますが、ワークショップは真面目にしてます。

4対93で進めていくのは結構大変でした。

今、まだ整理が終わってないので、もろもろ片付いたら、記録やプログラムもアップしていきます。

小松中は先生方が大変協力的で非常にやりやすく、参加してる先生も写真を撮って回る先生も、

みんな生徒たちを愛してるんだなというのがよくわかっていい学校だなと感じました。

ここ、西条では全部で7校の小中学校で僕らは年間を通じて様々なワークショップをします。

都度、いろいろアップしていきたいと思っています。

次週もまたあります。

今度はオフショットとかじゃなくて、なんかちゃんとした写真をあげたいと思います。

伊藤馨。

20100724 アリオス ドラマリーディング

20100724 アリオス ドラマリーディング published on 20100724 アリオス ドラマリーディング へのコメントはまだありません

間もなく、募集を開始します。
興味のある方はぜひ。

戯曲朗読研究会 in いわき vol.9
夏のドラマリーディングワークショップ
[主催事業]
●カラオケを楽しむように、演劇体験! 

ドラマリーディングワークショップ写真演劇の基本を体験するワークショップです。
音楽や運動が苦手でも大丈夫。カラオケを楽しむように、演劇を楽しんでもらいたい。セリフを覚えなくてもいいのです。戯曲(台本)を手に持って、声にだして読んでみる。無理に演技をする必要もありません。ただ、読むだけでも、それぞれの個性がでてきます。それだけで、ドラマが生まれてきます。毎回、高校生から60代までの様々な方が集まっています。

今回のワークショップでは、チェーホフをとりあげます。
「三人姉妹」「桜の園」などをはじめ、さまざまな名作を残したチェーホフの戯曲を一緒に声に出して読んでみませんか?
日時

* 1日目 2010年7月24日(土) 18:00〜21:00
* 2日目 2010年7月25日(日) 10:00〜18:00

会場 小劇場 小劇場客席図
料金 1,000円(2日間通し)
出演 講師:長谷基弘(劇団桃唄309代表 日本劇作家協会常任理事)
コーディネート:terrace
内容 ※ 2日間通してのプログラムです

7月24日(土)18:00 〜 21:00  
 18:00  はじめに「戯曲の基本構造について」
 19:00  サンプルリーディング(グループごとに指定シーンを読む)

7月25日(日)10:00 〜 18:00  
 10:00  発表会に向けた稽古(14:30まで)
 15:30  ゲスト劇作家によるトーク
 ゲスト わかぎゑふ 西山水木
  16:00  リーディングワークショップ発表会
 17:00  劇作家たちと講師長谷基弘によるトーク
 18:00  終了予定
対象 高校生以上 定員:30名程度 
   
受付 受付開始:2010年5月16日(日) 10:00より / 先着順
申込み方法 お電話にてお申込みください。
アリオスチケットセンター(火曜定休)0246-22-5800
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
※このワークショップはWEBサイトからはお申込みいただけませんので、予めご了承ください。

備考 主催:いわき芸術文化交流館アリオス 日本劇作家協会

201002-03 文化庁 「言葉」に関する参加体験型講習の指導者養成事業 天草

201002-03 文化庁 「言葉」に関する参加体験型講習の指導者養成事業 天草 published on 201002-03 文化庁 「言葉」に関する参加体験型講習の指導者養成事業 天草 へのコメントはまだありません

■ドラマリーディング 指導者養成ワークショップ

■概要
記録作成
伊藤馨(terrace)

基幹講師
長谷基弘 (terrace)

コーディネート
伊藤馨(terrace)

講師
澤唯(terrace)
林成彦(terrace)

アシスタント
楠木朝子

●開催回数
6回

●開催日
2月13日
2月14日
2月27日
2月28日
3月13日
3月14日

●趣旨
ドラマリーディングの指導者を養成することで、現地での演劇活動の幅を広げる。

●目的
ドラマリーディングワークショップの手法を体験し、またその方法論を分解し再構築することで、自律的なドラマリーディングの指導者を養成する。

■記録

●初回 2月13日

18:30
はじめの言葉
あいさつ
講師紹介

18:40
ガイダンス
 事業の概要と今回の流れについて

18:50
ウォーミングアップ
 体の捻転
 その場ジャンプ
 ランダムウォーク
  アイコンタクト
  あいさつ
  ハイタッチ
  2人1組になる。
 1,2,3ゲーム
 ランダムウォーク
  3人1組
 目つぶり電車
 フローズンピクチャ

19:50
 10分休憩

20:00
戯曲講座
 戯曲に構造についての説明
  戯曲の特徴について
  ドラマリーディングの手法について

20:20
グループワーク1
サンプル・リーディング
 「ハムレット」

20:35
解説

20:50
グループワーク2

21:10
発表
 講師が選らんだ2チームだけの発表

20:20
ふりかえり
 今日の体験を通して
 まとめ

21:28
クールダウン

21:30
終了

●第2回 2月14日
10:00
ガイダンス
 昨日の内容の思い出し

10:10
ウォーミングアップ

10:30
グループワーク1
「紙風船」
「赤い鳥のいる風景」

11:00
解説
 読み方
 ガイダンス

11:10
グループワーク2

12:00
昼休憩

13:00
中間発表

13:40
講評

14:00
グループワーク3
 ブラッシュアップ

14:10
発表

14:40
ふりかえり

15:00
クールダウン
終了

・宿題
次回の前までに、読みたい戯曲を天草文化協会に提出

●第3回 2月27日
18:30
ガイダンス

18:40
ウォーミングアップ

19:10
リーディングについて

19:20
宿題で選んできた課題についてのコメント
「機の音」
「天保十二年のシェイクスピア」
「青い鳥」
「兄帰る」
「フエノチアジン」
「アダム荒川」

リーディングに向いている戯曲
アクションの連鎖がわかりやすい
声だけで完成しない
戯曲に想像の余地があるもの
全部説明していないもの

リーディングに向いてない戯曲
戯曲の身体性が高すぎるものは、想像しにくいので向いてない。
放送劇 身体性が伴っていないものでリーディングで完成してしまうもの。
動きの少ないもの
アクションが読み解きにくいもの

19:30
10分休憩

19:40
グループわけ
 題材渡し
 「兄帰る」
 「フエノチアジン」
 「アダム荒川」

20:10
リーディングのポイントのふりかえり

 
20:20
一通り読む

20:30
ディスカッション
 どんなアクションが戯曲に書いてあるのか。

キャスティングについて
 基本的には戯曲通りのキャスティング
 それ以外にはコンセプトのあるキャスティングがいい
 例:女子高生ばかりの戯曲を昔、女子高生だった人で行う。

キャスティングしてみる

20:35
ディスカッション
 自分たちで読んでみる

20:45
ディスカッション
 読んでみてどうだったか

20:55
どうやって見せるのか?
見せ方について

21:05
ふりかえり

21:25
クールダウン

21:30
終了

●第4回 2月28日

10:00
ガイダンス

10:10
ウォーミングアップ

10:30
ガイダンス

10:40
グループワーク

12:00
昼休憩

13:00
発表
受講者によるフィードバック

14:00
ガイダンス
これからやることについて

14:20
グループワーク
 ブラッシュアップをどうやってやるか?

15:00
すりあわせ

15:05
発表2

15:35
講評
ふりかえり
次回のガイダンス

・宿題
次回までに読みたい戯曲を一人1部用意すること。
発表時間は10分
テレビ、映画のシナリオはNG

●第5回 3月13日

18:30
ガイダンス

18:40
思い出し

必要なもの
戯曲
メンバー
配役
場所
観客
時間
戯曲についての打ち合わせ
とってもいい雰囲気
体をほぐす
コミュニケーション
仲良くする
否定をしない
戯曲を読んでキャラクターを肉付け
答えをひとつにしない(決めつけない)
ドラマリーディングを見合う
フィードバック
ブラッシュアップ(見直す)
良いところをいっぱい言う
練習をし過ぎない
完成形じゃない
演劇をしない(演じない)
席順を考える
見せ方を考える
読めない漢字を調べてくる
型の決まった本を避ける
抽象的な動きを考える

1 本を選ぶ
2 みんなに見せる
3 みんなで読む
4 戯曲をどう捉えるかを話しあう
5 役を決める
6 通して読む
7 稽古
 お互いにどうやるかを話しあう
 声の大きさを決める
 席順を決める
 ト書きを読む人のキャラクター
 席順を考える
 見せ方を考える
8 通して読んで上演に備える
9 客席を作る
10 上演
11 フィードバック

制作的なこと
 観客を呼ぶ
 入場料をどうするか
 客入れ
 開始時間など
 戯曲の説明役をつけるかつけないか

ウォーミングアップ
 体をほぐす
 とってもいい雰囲気
 コミュニケーション
 仲良くする
 良いところを言う

19:00
ウォーミングアップ

19:30
休憩

19:40
グループわけ

19:45
どんな戯曲があるか

19:55
読み合う(黙読)

20:15
戯曲を選ぶ

20:25
発表
 選んだ戯曲と理由

20:35
声に出して読む

20:50
キャスティングとコンセプトを話しあう

21:20
ふりかえり
ガイダンス

21:30
クールダウン
終了

●第6回 3月14日
10:00
ガイダンス

10:10
ウォーミングアップ

10:30
グループワーク
 グループにわかれて読む

11:00
中間報告

11:15
グループワーク2
 読み方を工夫する

12:00
昼休憩

13:00
中間発表
講評
フィードバック

14:00
グループワーク3
 ブラッシュアップ

14:40
会場つくり

15:00
発表

ポストパフォーマンストーク

15:40
ふりかえり

16:00
終了

■所見
●作成 林成彦
ワークショップの開始時は参加者の方々に緊張や不安があるようにも見受けられまし
たが、ウォーミングアップのなかですぐに安心感を持ったようでした。表情が和らぎ、
自然な声が出て、講師に対しても参加者同士の間でも自然な声と自分の言葉と柔和な表
情でコミュニケーションがとれていました。グループワークの際も、メンバーが互いに
意見を出し合い、限られた時間を有意義に使い、よりよいアウトプットをしようという
意識がどのグループにも感じられました。グループ作品の発表会の際に、他のグループ
から感想や質問が活発に出されたのも印象的でした。
リーディングのワークショップですが、リーディングについて学ぶという以上に、リ
ーディングを通して参加者同士がお互いを理解し合うという部分に成果を感じた2日間
でした。この2日間の作業を経て、次回のワークショップでは参加者の方々がどのよう
なパフォーマンスを見せるのかが楽しみです。

●作成 伊藤馨
ドラマリーディングとは本来作りかけのものです。
戯曲に始まる演劇の最終地点は公演です。そこまでの道のりの中で戯曲が俳優の身体に入る前の段階で読むことをドラマリーディングであると定義するならば、ドラマリーディングは未完成な状態こそが、完成であると言えます。
今回の指導者養成では、全6回を通してドラマリーディングの手法を理解し、今後の天草でのドラマリーディングの会を継続的に行うことを目的とした指導者養成としては、本願であるワークショップでした。
初回、第2回とドラマリーディングのスタンダードなワークショップを行いました。
第3,4回でスタンダードなスタイルのドラマリーディングがどのように作られてるのか丁寧に解説しました。
第5,6回で自律的はドラマリーディングの発表会までをガイド付きで行いました。
これらのプロセスで、自覚的にドラマリーディングやワークショップということについての、体感的な理解をさらに自覚的な理解へと積み上げていくことで、その後、指導者としてドラマリーディングが実施できる端緒は開けたように思います。
ワークショップ終了後は、ドラマリーディングの会を立ち上げ月1回のペースで会を継続して行い、ドラマリーディング公演の開催を目指すと聞いています。
この動きが持続的な活動として、末永く続くこと祈っています。
また、事業の中で戯曲を書く劇作家として活動しようとしている方も見受けられたので、彼らの戯曲をリーディングしブラッシュアップすることで、天草の演劇がより発展することを願います。

20100424 アリオスドラマリーディングワークショップ

20100424 アリオスドラマリーディングワークショップ published on 20100424 アリオスドラマリーディングワークショップ へのコメントはまだありません

直前すぎますが、情報だけでも。
今年も開催します。ドラマリーディング。
ドラマリーディングって何するんだろうな。っていう人も是非。

戯曲朗読研究会 in いわき vol.8
春のドラマリーディングワークショップ
[主催事業]
●今年も開催 カラオケを楽しむように、演劇体験! 

ドラマリーディングワークショップ写真演劇の基本を体験するワークショップです。
音楽や運動が苦手でも大丈夫。カラオケを楽しむように、演劇を楽しんでもらいたい。セリフを覚えなくてもいいのです。戯曲(台本)を手に持って、声にだして読んでみる。無理に演技をする必要もありません。ただ、読むだけでも、それぞれの個性がでてきます。それだけで、ドラマが生まれてきます。毎回、高校生から60代までの様々な方が集まっています。
日時

* 1日目 2010年4月24日(土) 18:00〜21:00
* 2日目 2010年4月25日(日) 10:00〜18:00

会場 小劇場 小劇場客席図
料金 1,000円(2日間通し)
出演 講師:長谷基弘(劇団桃唄309代表 日本劇作家協会常任理事)
コーディネート:terrace
内容 ※ 2日間通してのプログラムです

4月24日(土)18:00 〜 21:00  
 18:00  はじめに「戯曲の基本構造について」
 19:00  サンプルリーディング(グループごとに指定シーンを読む)

4月25日(日)10:00 〜 18:00  
 10:00  発表会に向けた稽古(14:30まで)
 15:30  ゲスト劇作家 永井愛によるトーク
 16:00  リーディングワークショップ発表会
 17:00  劇作家たちと講師長谷基弘によるトーク
  18:00  終了予定
対象 高校生以上 定員:30名程度 
   
受付 受付中 / 先着順
申込み方法 お電話にてお申込みください。
アリオスチケットセンター(火曜定休)0246-22-5800
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
※ このワークショップはWEBサイトからはお申込みいただけませんので、予めご了承ください。

ワークショップ受講生による発表会とゲスト劇作家、永井愛によるトークの観覧は以下のリンクをご覧ください。
アリオス・劇作家トーク 永井愛(二兎社主宰)+ドラマリーディングワークショップ発表会
備考 主催:いわき芸術文化交流館アリオス 日本劇作家協会

次回以降の開催は、7月と11月に開催予定。
7月の情報は下記。

戯曲朗読研究会 in いわき vol.9
夏のドラマリーディングワークショップ
[主催事業]
●カラオケを楽しむように、演劇体験! 

ドラマリーディングワークショップ写真演劇の基本を体験するワークショップです。
音楽や運動が苦手でも大丈夫。カラオケを楽しむように、演劇を楽しんでもらいたい。セリフを覚えなくてもいいのです。戯曲(台本)を手に持って、声にだして読んでみる。無理に演技をする必要もありません。ただ、読むだけでも、それぞれの個性がでてきます。それだけで、ドラマが生まれてきます。毎回、高校生から60代までの様々な方が集まっています。

今回のワークショップでは、チェーホフをとりあげます。
「三人姉妹」「桜の園」などをはじめ、さまざまな名作を残したチェーホフの戯曲を一緒に声に出して読んでみませんか?
日時

* 1日目 2010年7月24日(土) 18:00〜21:00
* 2日目 2010年7月25日(日) 10:00〜18:00
*
*
*

会場 小劇場 小劇場客席図
料金 1,000円(2日間通し)
出演 講師:長谷基弘(劇団桃唄309代表 日本劇作家協会常任理事)
コーディネート:terrace
内容 ※ 2日間通してのプログラムです

7月24日(土)18:00 〜 21:00  
 18:00  はじめに「戯曲の基本構造について」
 19:00  サンプルリーディング(グループごとに指定シーンを読む)

7月25日(日)10:00 〜 18:00  
 10:00  発表会に向けた稽古(14:30まで)
 15:30  ゲスト劇作家によるトーク
  16:00  リーディングワークショップ発表会
 17:00  劇作家たちと講師長谷基弘によるトーク
 18:00  終了予定
対象 高校生以上 定員:30名程度 
   
受付 受付開始:2010年5月16日(日) 10:00より / 先着順
申込み方法 お電話にてお申込みください。
アリオスチケットセンター(火曜定休)0246-22-5800
※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
※このワークショップはWEBサイトからはお申込みいただけませんので、予めご了承ください。

備考 主催:いわき芸術文化交流館アリオス 日本劇作家協会

100321 川柳ワークショップ 所見2

100321 川柳ワークショップ 所見2 published on 100321 川柳ワークショップ 所見2 へのコメントはまだありません

作成 前原寿代

前日の川柳講座に参加していたこともあり、朝、入り口で参加者の方たちと挨拶を交わした。もし、昨日の講座がなかったら、どんなスタートになったのかが気になった。

それでも多少の距離はある感じの会場。参加者は入り口付近に固まって立ち話をしている。名札を書くように伝えても、なかなか動く気配がない。・・・少し心配。
『ぱいぱい』のあだ名で和んだ。けいさんが『ぱいぱい』のあだ名を呼ぶことで、会場の雰囲気もとたんに和んだように感じた。

川柳教室(?)に参加する子ども達も時間が来るまで同じ場所で待つことに。ウォーミングアップに待っている子供たちを入れたのは良かったと思う。

大人の参加者は、ノリが良くて面白かった。アイデアもたくさん出てきた。ただ、たくさん出てくるアイデアをどうまとめたらいいのか、最初のうちは戸惑った。

放哉カードを使ったワークでは、言葉を形にする体験ができて、面白かった。声の方向、形。また、体におこしてみることで、声・言葉の表情が変わっていく。参加者も、スタートは戸惑っていたが、やり始めるとそれぞれの表現に夢中になっていったように思う。人に向かって読むところでは、じゃれる参加者がいて、少し子供っぽい印象を受けた。

グループワークでは、まず、どの歌を選ぶかで話し合った。話し合いの内容は、面白そうなものを選ぶか、綺麗そうなものを選ぶか。話し合った結果、表現したら綺麗そうなものになった。

参加者は積極的に意見を出してくれるので、特に問題はなかったように感じた。

出来たものの始めと終わりを決めるところでは、いろいろなイメージが出て、どうまとめたらいいのか戸惑った。けいさんに促されて、それぞれのアイデアを集めて、表現することにした。話し合いに時間がかかったため、全体を作ることで精一杯だった。もう少し時間が欲しかったけど、全体は出来ていたので、あのタイミングの発表でよかったと思う。

発表後の講評が良かった。どんな風に見えているのか、どんなところの工夫が良かったのか言葉がけをもらえ、達成感と充実感を得られたように思う。

休憩後は、午前中の参加者が1名減り、新しい参加者が2名増えた。
名札用のガムテープがひとつしかなかったので困った。

午前中からワークに参加している人たちは、なんなくこなしていたが、新しく参加した人たちは、少し戸惑っている様子だった。長谷さんの声かけで、言葉を体で表現していくことが出来たようだった。

グループワークに入ると、午後からの参加者もまるで午前中からいたかのように馴染んでいたので良かった。

子供たちの歌から場面を作るのはとても楽しい作業だった。

午前中の体験があったので、参加者も難なくやれたように思う。

歌を二枚使うことで、意外性や場面の奥行きが出来て面白かった。

長谷さんのアドバイスを受けて、それぞれの作品が引き締まっていくのを感じた。

発表では、見てくれる子供たちが少なかったのが残念だった。
でも、楽しんで見てもらえたようなので良かった。

全体を通して、参加者の集中力の凄さ、アイデアの豊富さ、また、表現することに対する抵抗の低さにビックリした。ワークを体験することで、川柳や俳句という歌の文化は、日本人の中に確かにあるように感じた。体験を通して、日本文化の素晴らしさに気づくことが出来て良かった。また、川柳や俳句に興味がわいた。短い歌の中の世界観を一人ひとりが、独自の感性で創造し、読め、表現できることの面白さ、奥行きの深さを体験でき、充実した一日を過ごせたように思う。

100321 川柳ワークショップ 所見1

100321 川柳ワークショップ 所見1 published on 100321 川柳ワークショップ 所見1 へのコメントはまだありません

作成 川口大介
高千穂(宮崎)

西舞鶴に続いての、川柳を使ったワークショップ。
西舞鶴と同じことをやるプログラムではありましたが、時間が一日しかなく、時間が3分の2しかないため、講師も慎重になっていました。しかし、ワークショップに参加する方が、川柳指導者養成ワークショップで実際に川柳を作っていること、前日のワークショップ(講義)に参加できたことは大きなプラス要素でした。
午前中、参加者が集まり始めましたが、こちらの予想より人数が少なく、途中で人数が増減するような状態に少しやりにくさを覚えました。
ガイダンスに入り、参加者の雰囲気が非常によかったので少し安心しました。
ウォーミングアップに入り、その雰囲気のよさが私語などにより悪影響を及ぼした場面もありましたが、基本的には、友達同士の遊び、のような感覚でワークを楽しみ、徐々に悪い部分も消えていきました。
尾崎放哉の自由律俳句を使ったワークに入ってからは、真剣に自分と俳句に向き合い、それぞれが一生懸命に取り組んでいました。ただ、初見読みと再読みの違いが少なかったので、グループワークをすることに対して、少し不安になりました。
グループでの身体化に入ましたが、最初はあまり意見も出ず、動き始めるまでに時間がかかりそうな雰囲気でしたが、少しヒントを提示すると、そんな不安が消し飛ぶほど順調に進みました。私も前回の西舞鶴での教訓を活かしスムーズにグループリードが出来たと思います。グループ発表で2チームが見せ合ったときも、参加者同士の仲のよさが好影響を与えいい雰囲気で午後の創作に繋げられました。
午後からは、子どもの作った川柳を身体化していくワークでしたが、午前中でコツを掴んだのか、スピーディーに進んでいきました。ブラッシュアップするたびに問題をクリアし、いい表現になっていきました。参加者の中から『見てくれる人に、より良いものを見せたい』と声が出たときは、驚き喜びました。
発表も順調に行われ、子どもからも感想をもらい、チームで見せる喜びをシェアできました。
全体を通して、参加人数が少なく入れ替わりが度々起こるなど、状況としては良くはなかったのですが、参加者の積極性と仲の良さに助けられカバーできたように思います。ワークの進行も、参加者のペースに合っていて、有意義なワークショップになったと思います。
これからも継続していくべきワークショップである、という想いは益々強くなりました。

20100321 高千穂川柳指導者養成ワークショップ 記録

20100321 高千穂川柳指導者養成ワークショップ 記録 published on 20100321 高千穂川柳指導者養成ワークショップ 記録 への1件のコメント

場所 高千穂町 中央公民館・和室
メイン講師 長谷基弘
コーディネータ 伊藤馨
講師 川口大介 前原寿代 工藤研太

参加者 合計8名(午前までの参加が1名、午後からの参加が2名)

9:50
開始
ガイダンス

9:55
ウォーミングアップ(やすみりえさんの川柳ワークショップに参加する子供たちが5名参加)
円陣であぐらをかいて
両肘を床に突いて手を前に伸ばす
両肘を床に突いて「うにゃー」と声を出しながら手を前に伸ばす
右手をグーにして右ももを叩きつつ左手はパーで左ももを摩り、合図で左右入替える
足の指の付け根を持ち、足首を回す

ランダムウォーク
決められたエリア内を隙間の無いように歩く
合図で二人組みを作る

10:05
1・2・3ゲーム
交互に「1」「2」「3」と言っていく
「1」のかわりに手をたたく。「パン」「2」「3」となる
「2」のかわりに足を踏み鳴らす。「パン」「ドン」「3」となる。

10:10
ランダムウォークから二人組み
フローズンピクチャ
二人組みで指示した1つの物体になる
「扇風機」
「壁掛け時計」
「メガネ」
「スポーツカー」

二人組みで指示した2つの物体になる
「鉛筆・消しゴム」
「黒板・黒板消し」
「ワイングラス・ビールグラス」
「メガネ・サングラス」
「ラーメン・うどん」

四人一組で指示した1つの物体になる
「海老」
「高千穂峡」
「冷汁」

10:25
休憩

10:40
尾崎放哉カードを使った言葉の身体化のエクササイズ
円陣で座り、カードを配る配られてもまだ見てはいけない。
句以外の言葉を発してはいけない。
ひとりずつ順番に初見で読む。
言葉がおさまったら、次の人が読む。を繰り返し全員が読む。

言葉の身体化
配られたカードを持ち、指示の通りに読む。
出来る限り小さな声で読む
歩きながら、なるべく小さな声で読む
立ち止まって指示されたものを指差しながら読む。
距離感を意識して、誰かに向かって読む。人が読んでいるのは聞かなくて良い。
自分で決めた物体に向けて、言葉を染み込ませるイメージで読む。
部屋の中の色んな隙間に向かって読む。
句の中から選んだ一つの単語を声に出しながら丁寧に触る。
句全体を区切りながら丁寧に自分の納得いく形にしながら読む。納得いく形が出来てきたら通して読む。

再度、円陣になり読む。
感想を言い合う。
*初見で聞いたときよりも尾崎放哉の寂しさが伝わってきた
*何度も繰り返して読んでいると、自分の体の一部になったような気がした
*読み手の呟きの様に聞こえた
*体を使うことで自分の言葉になった
*自分が詠んだ句のような気がした

11:40
グループ創作 2グループに分ける(せれぞれのチームにアシスタント3名も参加)
グループで代表の句を1つ決める
30秒程度のシーンを作る
必ず一回だけ句を読む
句以外の音を出してはいけない

前原グループ「鳳仙花の実をはねさせてみても淋しい」

川口・工藤グループ「墓地から戻ってきても一人」

発表
前原グループ 四枚の花びらが中心に集まってくると実になり弾け飛ぶ。弾け飛んだところで一人が「鳳仙花の実をはねさせてみても」、他の三人が「淋しい」。

*華やかで淋しい。

川口・工藤グループ 墓地には風に揺れる柳があり、墓参りを終えた男が立っている。男は家に帰ってくると、暖炉で手を温め横になる。そこで男が句を読む。

*広範囲の風景を表現している。

ステップアップ

1分程度の場面にする。
始まりと終わりを意識して作る。

前原グループ 四枚の花びらが集まると実になり、一つずつ弾け飛ぶ。四つの実が弾け飛んだところで一人が「鳳仙花の実をはねさせてみても」、全員で「淋しい」。すると実が一つずつ消えて、一人だけ取り残され、座り込む。

*花が実になり、実が四人の淋しい人になり、四人の淋しい人が一人の淋しい人になるという切れ目の無い移り変わりが良かった。淋しさが積み上げられていった。

川口・工藤グループ 墓地には風に揺れる柳があり、墓参りを終えた男が立っている。男は家に帰ってくると、暖炉で手を温め横になる。そこで男が句を読み眠りにつく。すると墓地の墓、柳が家に入ってきて料理をする母やはしゃぐ子供たちとなる。子供と母が外へ出て行きしばらくすると男が目を覚ます。暖炉に息を吹きかけて火を消すと、男も外へ走り去っていく。

*音(男にとっての日常の生活音)を動きで表現できたのが良かった。

11:50
昼休憩

13:05
午後の部スタート
ウォーミングアップ
指の運動
手足ブラブラ
ランダムウォークからフローズンピクチャ
「上」「中」「下」の指示に合わせて体で表現する
指示された単語+「上」「中」「下」のイメージを体で表現する
「川」
「そよ風」
「お日様」
「焚き火」
「クリスマス」
「もちつき」
「春の訪れ」
「友情に亀裂」
「青春の輝き」
「お祭り」
「自動販売機」
「夏の思い出」

合図で二人一組
二人で一緒にランダムウォーク
ペアで「上」「中」「下」の指示に合わせて体で表現する
ペアで指示された単語+「上」「中」「下」のイメージを体で表現する
「台風」
「願い」
「海水浴」

13:20
チーム名決め 「うまキンカン」 ステファニー、ポム(15:00頃から)、リンダ、まえっち、くどー
「いちご犬」  ぱいぱい、マガジン(14:30まで)、ミツコ、あっきー、ぐちゃ

13:23
午前中のやすみりえさんのワークショップで子供たちが作った川柳をチームごとに味わう
うまキンカン・・・「お外はね 風がザワザワ笑ってる」
いちご犬・・・「そよ風が山といっしょにあはははは」

13:25
30秒程度の場面にする

13:35
発表&講評
うまキンカン・・・形、動きが綺麗。
いちご犬・・・「あはははは」が全員揃っているのが面白い

*両チームとも人間の視点をプラスすると良い。

1分程度の場面にする

13:50
発表&講評
うまキンカン・・・ダイナミックな感じ、部屋の中と外が分かれているのが良い。外に出て行きたくなりそうな風を意識する、全体的にコンパクトにすると良い。

いちご犬・・・読み方が変わったのが良いが、いっそのこと声を高くしても良い。山が風に吹かれて揺れているのが良いが、もっとデフォルメしても良い。

13:55
休憩

14:00
句を追加する
うまキンカン・・・「写真から笑顔を見せる地縛霊」
いちご犬・・・「外に出て意外と寒くて微笑する」

14:05
話し合い

14:10
最初の川柳と合わせて追加された川柳も身体化する

14:15
発表&講評
いちご犬
中盤の風が遊んでいる場面からお茶を飲んでいる場面への移り変わりが美しい。
もう少し二つの川柳の間の意味的なつながりが見えると良い。

うまキンカン
物語性が強くなっていた。
動きをわかりやすくすると良い。

14:25
5分間ブラッシュアップ

14:30 *マガジンが早退
発表の流れの説明
子どもたちが作った川柳を一人一句ずつを読んで、創作場面の発表をする。
子供たちは前日大人たちが作った句を身体化して発表する。

子供たちの句を
チームで円陣になり回し読み
立ったまま出来る限り小さな声で読む。
手をぶらぶらさせながら読む。
肩の力を抜いて体を振り回しながら読む。
歩きながら読む。
距離感を意識して誰かに向かって読む。人が読んでいるのを聴かなくて良い。
指示されたものを指差しながら読む。
声が形を持ったものとして物体にぶつかることを意識して読む。
川柳を自分の納得いくまで形にしながら読む。

再度、チームで円陣になり回し読み。感想があれば言い合う。
*ポムがうまキンカンに参加

14:45
発表形式でリハーサル&講評
いちご犬
ぐちゃが二つの川柳を通して同じ人物だと分かったほうが良い。
山がはっきりと山であることが分かったほうが良い。

うまキンカン
ポムが加わることでもう一ひねり欲しい。
演じてる最中は面白くても笑わない。

14:55
ブラッシュアップ&休憩

15:10
発表
子供チーム、チームいちご犬、チームうまキンカンの順で発表。

子供チーム
身体表現
「七夕の願いいろいろ紙の色」、「すごいなあ これ一枚でできてるの?」
感想
願いを書いている姿、ぶら下がっている姿がかわいい。
二つ目の川柳でライオンが出来ていく過程が見えて「これ一枚でできてるの?」に繋がった。

いちご犬
朗読
「外に出て意外と寒くて微笑する」
「やまびこと青空いっしょに笑ってる」
「お外はね 木がゆっくりと笑ってる」
「そよ風が山といっしょにあはははは」

身体表現
「そよ風が山といっしょにあはははは」、「外に出て意外と寒くて微笑する」

感想
山が山らしい。
切れ目が無いのが良い。
おじいちゃん→風→おじいちゃんの流れが自然で面白い。

うまキンカン
朗読
「お外はね 風がザワザワ笑ってる」
「写真から笑顔を見せる地縛霊」
「風の日は緑のささやき笑ってる」
「あかいみだ ベロベロベーと笑ってる」

身体表現
「お外はね 風がザワザワ笑ってる」、「写真から笑顔を見せる地縛霊」

感想
風だと思っていたら霊だったから怖い。
練習よりもドラマチックになっていた。
無駄が削ぎ落とされて見やすくなった。

15:40
やすみりえさん合流
2回目の発表

15:50
フィードバック
言葉のもう一歩奥に踏み込んだところで川柳が生かされていた。
川柳を繋げることによって別の物語性が出てきて面白い。
表現は自由なんだと思った。
抽象的な表現をあっさり出来ていた。
身体化することによって風景が具体化され、一つの川柳を様々な捉え方ができた。
皆積極的で楽しかった。
他、多数。

16:05
クールダウン
息を吸いながら体を上に伸ばす、吐きながら戻す。
息を吸いながら体を上に伸ばす、吐きながら右に倒れる。
息を吸いながら元に戻す、吐きながら左に倒れる。
息を吸いながら体を横に広げる、吐きながら戻す。

16:10
終了

100306 川柳指導者養成ワークショップ所見

100306 川柳指導者養成ワークショップ所見 published on 100306 川柳指導者養成ワークショップ所見 へのコメントはまだありません

作成 川口大介 西舞鶴(京都)

川柳を使ったワークショップ。
はたしてどのようなものになるのかと、期待と不安でいっぱいでした。
しかし、想像していたものより、はるかに素晴らしいものでした。
参加していただいた方が、非常に積極的で、チャレンジ精神に満ちていたことが原因の一つであると考えられます。高齢な方も、臆せず、一生懸命に取り組んでいただきました。体力的に多少ハードなこともありましたが、汗をかきながら、自分がいいと思えることを精一杯体現する姿は、とても美しく、感動すら覚えました。
まず、ガイダンスのときは、参加者の方に、不安の色が見えました。読み聞かせ会の方だったので、『身体化』という言葉が、何かとんでもないことをやらされるように聞こえたのかもしれません。
ウォーミングアップに入り、その不安と緊張は少しずつほぐれていったように思います。最初は、段取りに手間取り、講師陣が同じ場所に固まってしまったために、参加者との距離を縮めることができませんでした。ウォーミングアップの中で位置が変わるエクササイズがあり、そこからは距離が近づき始めた気がします。
尾崎放哉の自由律俳句を使ったワークに入ってからは、参加者の見本になるよう大きく動き、発するように心がけました。参加者の方も少しずつテレが薄くなっていき積極的に取り組んでいたように思います。初見で読んだときとワークを経て読んだときの明らかな変化に驚き、感動しました。
そこから、グループでの身体化に入ったのですが、読みで自信がついたのか、スムーズにワークが進んでいきました。ハードルの高いことをやっていても、意見はたくさん出てきてグループリードしやすかったです。
一日目の締めとなる発表では、とても美しい身体表現がされ、翌日への期待をいっそう濃くしました。
二日目に入り、参加者の方に『やってやるぞ』というような気概を感じました。
ウォーミングアップを経て、前日、川柳指導者養成ワークショップで作られた川柳を使い、一日目と同じように身体化していきました。前日以上にアイデアが生まれいいものになり、午後の創作に向けて、いいステップになりました。
午後から、午前中に子どもが作った川柳を身体化していきました。参加者の積極性・やる気は変わりませんでしたが、疲れが目に見えてきました。しかし、身体化をしていくペースは今まで以上に早く、より高みを目指そうとする想いにあふれ、すばらしい作品が出来上がり発表会を迎えました。
発表も順調に進み、見ていただいた方からも好評でした。
最後に、参加者の方から『こんなにいい体験させていただきありがとうございました』と言われ、素直にうれしかったです。
全体を通して、もう少し進行のペースがゆっくりでもよかった気がします。身体化に対するステップも、体力的に厳しい場面が見えたので、何か違うアプローチが出来たのではないかと考えました。しかし、出来上がったものは素晴らしく、感動的で、これからも続けていくべきワークショップであると思いました。