明日帰る

さいきんはついったー三昧です。
ブログの更新が止まる人が多いみたいですが、僕も同じです。
ぼやぼやつぶやくようなことしか書くことなんてないんだよね。本来。
ま、それはそれとして。

明日やっといわきに帰ります。
10、11月はずっと東京なので、ちょっとでも早く帰りたいかな。

昨日、今日は来週本番の芝居の稽古場でした。
あまりたいした力になれないのが残念なのです。

がっつり付かないのにシーンの修正とかをするのはあまり好みではないのだけど、なんかね。
してしまうのよね。
結局芝居好きだからさ。
台本整形して、全員分持って小屋入りとかしてしまうのだったりする。

終わってからも、今、何が問題で、どうすればいいのかを延々と話をしながら帰ってきた。
駅の外のベンチに2時間以上座って、どうすればもっと面白いものが出来るのか、足りない頭を合わせて考える。
芝居は表現するものではないと思う。
このプロセスが芝居なんだと思う。
そう思う。

とはいえ、来週以降の稽古場に顔を出す暇がまだない。

照明さんだけという意味では、関わる時間はとても短い。
今回はちょっと特別扱い。

そういうときもあっていいと思う。

ま、そんなとこだったりする。

精神と時の部屋で稽古できればなぁ。って思う。
もしくはどこでもドアで稽古場行ければなぁ。
そしたら、もっといろんなこと出来るのに。
でも、芝居も公演までの時間が決まってるから面白いんだし。それもいつか終わるから面白い。
これ以上、自分がコンプレックスになっていっても仕方が無い。
それにいわきでやることもいっぱいあるし。
自分が関わるエリアの分だけ、やらなくてはいけないことは増えていくものだと思う。
それらのどれに対してもできる限りのことをしていくことしかできない。
そうすることが生きている証だと思う。

落としどころみたいなもんがあって、それに探してゆくだけじゃなくて、新しいものを発見して、それをまた取り込んでいく。
そうやって拡がる世界を見るのが伊藤馨としての生きるという感覚なんだと思う。

願わくば、もっと深くいろんなことに関わりたい。
でも、もっと広く、浅くてもいいから、広く。

それが今僕が選んだ道なのだ。

明日から少しだけホームに帰る。
ホームを持つことで可能性ややりたいことが拡がった。
本当に感謝。

あー。早く帰ろう。