「所見」タグアーカイブ

100321 川柳ワークショップ 所見2

作成 前原寿代

前日の川柳講座に参加していたこともあり、朝、入り口で参加者の方たちと挨拶を交わした。もし、昨日の講座がなかったら、どんなスタートになったのかが気になった。

それでも多少の距離はある感じの会場。参加者は入り口付近に固まって立ち話をしている。名札を書くように伝えても、なかなか動く気配がない。・・・少し心配。
『ぱいぱい』のあだ名で和んだ。けいさんが『ぱいぱい』のあだ名を呼ぶことで、会場の雰囲気もとたんに和んだように感じた。

川柳教室(?)に参加する子ども達も時間が来るまで同じ場所で待つことに。ウォーミングアップに待っている子供たちを入れたのは良かったと思う。

大人の参加者は、ノリが良くて面白かった。アイデアもたくさん出てきた。ただ、たくさん出てくるアイデアをどうまとめたらいいのか、最初のうちは戸惑った。

放哉カードを使ったワークでは、言葉を形にする体験ができて、面白かった。声の方向、形。また、体におこしてみることで、声・言葉の表情が変わっていく。参加者も、スタートは戸惑っていたが、やり始めるとそれぞれの表現に夢中になっていったように思う。人に向かって読むところでは、じゃれる参加者がいて、少し子供っぽい印象を受けた。

グループワークでは、まず、どの歌を選ぶかで話し合った。話し合いの内容は、面白そうなものを選ぶか、綺麗そうなものを選ぶか。話し合った結果、表現したら綺麗そうなものになった。

参加者は積極的に意見を出してくれるので、特に問題はなかったように感じた。

出来たものの始めと終わりを決めるところでは、いろいろなイメージが出て、どうまとめたらいいのか戸惑った。けいさんに促されて、それぞれのアイデアを集めて、表現することにした。話し合いに時間がかかったため、全体を作ることで精一杯だった。もう少し時間が欲しかったけど、全体は出来ていたので、あのタイミングの発表でよかったと思う。

発表後の講評が良かった。どんな風に見えているのか、どんなところの工夫が良かったのか言葉がけをもらえ、達成感と充実感を得られたように思う。

休憩後は、午前中の参加者が1名減り、新しい参加者が2名増えた。
名札用のガムテープがひとつしかなかったので困った。

午前中からワークに参加している人たちは、なんなくこなしていたが、新しく参加した人たちは、少し戸惑っている様子だった。長谷さんの声かけで、言葉を体で表現していくことが出来たようだった。

グループワークに入ると、午後からの参加者もまるで午前中からいたかのように馴染んでいたので良かった。

子供たちの歌から場面を作るのはとても楽しい作業だった。

午前中の体験があったので、参加者も難なくやれたように思う。

歌を二枚使うことで、意外性や場面の奥行きが出来て面白かった。

長谷さんのアドバイスを受けて、それぞれの作品が引き締まっていくのを感じた。

発表では、見てくれる子供たちが少なかったのが残念だった。
でも、楽しんで見てもらえたようなので良かった。

全体を通して、参加者の集中力の凄さ、アイデアの豊富さ、また、表現することに対する抵抗の低さにビックリした。ワークを体験することで、川柳や俳句という歌の文化は、日本人の中に確かにあるように感じた。体験を通して、日本文化の素晴らしさに気づくことが出来て良かった。また、川柳や俳句に興味がわいた。短い歌の中の世界観を一人ひとりが、独自の感性で創造し、読め、表現できることの面白さ、奥行きの深さを体験でき、充実した一日を過ごせたように思う。

100321 川柳ワークショップ 所見1

作成 川口大介
高千穂(宮崎)

西舞鶴に続いての、川柳を使ったワークショップ。
西舞鶴と同じことをやるプログラムではありましたが、時間が一日しかなく、時間が3分の2しかないため、講師も慎重になっていました。しかし、ワークショップに参加する方が、川柳指導者養成ワークショップで実際に川柳を作っていること、前日のワークショップ(講義)に参加できたことは大きなプラス要素でした。
午前中、参加者が集まり始めましたが、こちらの予想より人数が少なく、途中で人数が増減するような状態に少しやりにくさを覚えました。
ガイダンスに入り、参加者の雰囲気が非常によかったので少し安心しました。
ウォーミングアップに入り、その雰囲気のよさが私語などにより悪影響を及ぼした場面もありましたが、基本的には、友達同士の遊び、のような感覚でワークを楽しみ、徐々に悪い部分も消えていきました。
尾崎放哉の自由律俳句を使ったワークに入ってからは、真剣に自分と俳句に向き合い、それぞれが一生懸命に取り組んでいました。ただ、初見読みと再読みの違いが少なかったので、グループワークをすることに対して、少し不安になりました。
グループでの身体化に入ましたが、最初はあまり意見も出ず、動き始めるまでに時間がかかりそうな雰囲気でしたが、少しヒントを提示すると、そんな不安が消し飛ぶほど順調に進みました。私も前回の西舞鶴での教訓を活かしスムーズにグループリードが出来たと思います。グループ発表で2チームが見せ合ったときも、参加者同士の仲のよさが好影響を与えいい雰囲気で午後の創作に繋げられました。
午後からは、子どもの作った川柳を身体化していくワークでしたが、午前中でコツを掴んだのか、スピーディーに進んでいきました。ブラッシュアップするたびに問題をクリアし、いい表現になっていきました。参加者の中から『見てくれる人に、より良いものを見せたい』と声が出たときは、驚き喜びました。
発表も順調に行われ、子どもからも感想をもらい、チームで見せる喜びをシェアできました。
全体を通して、参加人数が少なく入れ替わりが度々起こるなど、状況としては良くはなかったのですが、参加者の積極性と仲の良さに助けられカバーできたように思います。ワークの進行も、参加者のペースに合っていて、有意義なワークショップになったと思います。
これからも継続していくべきワークショップである、という想いは益々強くなりました。

100306 川柳指導者養成ワークショップ所見

作成 川口大介 西舞鶴(京都)

川柳を使ったワークショップ。
はたしてどのようなものになるのかと、期待と不安でいっぱいでした。
しかし、想像していたものより、はるかに素晴らしいものでした。
参加していただいた方が、非常に積極的で、チャレンジ精神に満ちていたことが原因の一つであると考えられます。高齢な方も、臆せず、一生懸命に取り組んでいただきました。体力的に多少ハードなこともありましたが、汗をかきながら、自分がいいと思えることを精一杯体現する姿は、とても美しく、感動すら覚えました。
まず、ガイダンスのときは、参加者の方に、不安の色が見えました。読み聞かせ会の方だったので、『身体化』という言葉が、何かとんでもないことをやらされるように聞こえたのかもしれません。
ウォーミングアップに入り、その不安と緊張は少しずつほぐれていったように思います。最初は、段取りに手間取り、講師陣が同じ場所に固まってしまったために、参加者との距離を縮めることができませんでした。ウォーミングアップの中で位置が変わるエクササイズがあり、そこからは距離が近づき始めた気がします。
尾崎放哉の自由律俳句を使ったワークに入ってからは、参加者の見本になるよう大きく動き、発するように心がけました。参加者の方も少しずつテレが薄くなっていき積極的に取り組んでいたように思います。初見で読んだときとワークを経て読んだときの明らかな変化に驚き、感動しました。
そこから、グループでの身体化に入ったのですが、読みで自信がついたのか、スムーズにワークが進んでいきました。ハードルの高いことをやっていても、意見はたくさん出てきてグループリードしやすかったです。
一日目の締めとなる発表では、とても美しい身体表現がされ、翌日への期待をいっそう濃くしました。
二日目に入り、参加者の方に『やってやるぞ』というような気概を感じました。
ウォーミングアップを経て、前日、川柳指導者養成ワークショップで作られた川柳を使い、一日目と同じように身体化していきました。前日以上にアイデアが生まれいいものになり、午後の創作に向けて、いいステップになりました。
午後から、午前中に子どもが作った川柳を身体化していきました。参加者の積極性・やる気は変わりませんでしたが、疲れが目に見えてきました。しかし、身体化をしていくペースは今まで以上に早く、より高みを目指そうとする想いにあふれ、すばらしい作品が出来上がり発表会を迎えました。
発表も順調に進み、見ていただいた方からも好評でした。
最後に、参加者の方から『こんなにいい体験させていただきありがとうございました』と言われ、素直にうれしかったです。
全体を通して、もう少し進行のペースがゆっくりでもよかった気がします。身体化に対するステップも、体力的に厳しい場面が見えたので、何か違うアプローチが出来たのではないかと考えました。しかし、出来上がったものは素晴らしく、感動的で、これからも続けていくべきワークショップであると思いました。